直線的な努力ではなく

結果として変わっているということ

私の身体は硬くて開脚前屈もできないのですと仰っていらした8月。

ではちょっとやってみて下さいとその時撮ったのか左の写真です。


開脚前屈のやり方のコツを教えたり、それからのレッスンの中で開脚前屈をやってきた訳ではなく、そのとき以来初めてでしたが、今日は少し時間が余ったので試しにちょっとやってみましょうか?と言って撮ったのが右の写真です。

この間のレッスンは顎や手のワーク、寝返りを中心に続けてきました。


開脚前屈ができるようになることが目標や目的ではないのに、8月に何故写真を撮ったのかといえば、そうして課題に感じていることを慌ててどうこうしようとしなくても、上から順に少しずつ自然で機能的な動きを取り戻していく中で自ずと変化していく面もあるということを、ご自身の目で確認してみて欲しかったからなのです。


この方は70代でいらして、当初はその年齢や限界ということに少し囚われているような面もあったり、いろいろなことが早くできるようになりたいと、ついつい頑張ってしまいがちな傾向がありました。


だからこそ、「そのことを頑張る」という目標に向かった直線的な努力ではなく、ナチュラリゼーションを続けていく中で結果として変わっていくという感触を、客観的にも眺めてみることで抜けていく心身の力みや視野の広がりもあるのではないかと思いました。