例えば「寝返り」のワークでは、下の図のような脊柱の回旋に関わる筋肉たち(全てではありません。)やアームスの調和の取れた動きやしなやかさが育まれていきます。
シュ・スー(Sus-sous)やシェネ(chaies)、ピケ(pique)など、ターンの系統の動きの洗練にも大切なワークです。

中央の「内腹斜筋」の図の左から3枚目までの薄い水色は、その上の層の外腹斜筋をフェードさせたもので、その下の赤い部分が内腹斜筋の動きです。


一番右の濃い水色でマークした部分が、外腹斜筋より内側にある内腹斜筋です。

さて、ここからが本題です。

寝返りのワークが今ひとつ上手くいかなかったり、肩や首に力が入ってしまうような時、初心者の方ほどその寝返りのワークの中だけで試行錯誤することに一生懸命になってしまいがちなものです。


でも、そのような時ほど「戻ってみること」が大切なのです。


顎のワークや手や肘のワークにやり残したことはないでしょうか?

そのやり残したことが、寝返りの動きを邪魔して違う何処かを頑張らせたりしているのではないでしょうか?


また、例えば右回旋だったら身体の右側の動きばかりに意識が向いていないでしょうか?
目はどのように動きと関わっているでしょうか?


そのようなことも感じながら動いていくと、右回旋と左回旋の際の筋肉の働き合いの違いを発見できたり、せっかちに働き始めてしまう頑張り屋さんの筋肉たちの働きや、あまり働きを感じられていない部分があることが発見できるかもしれません。